香りをプラスで安眠効果!”眠りを誘うアロマと簡単活用法”

アロマの香りってほんと癒やされますよね。

深く深呼吸したくなり、全身がリラックスするような幸せに満たされる感覚は、一度体験するとクセになってしまいます。

実はこのリラックスすることこそが、質の高い睡眠に効果的なことをご存じでしょうか?

そこで今回は、睡眠前にアロマを使う方法(アロマテラピー)やぐっすり安眠に効果的なおすすめアロマオイルを紹介します。

 

アロマテラピーのメカニズム

アロマテラピーとは、植物から抽出した精油(アロマオイル)を使った自然療法のことです。

しかし、具体的にどのような効果、どうやって体に入っていくのか理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?詳しく説明していきます。

アロマテラピーのメカニズムには、4つの経路があります。

1、嗅覚を通して脳の大脳辺縁系と視床下部に伝達する

大脳辺縁系は人間の本能や感情をコントロールするところです。また、視床下部は自律神経の働きをつかさどっているところです。

2、皮膚から吸収され血液中を循環する

精油を皮膚に直接マッサージすることで、精油の成分が皮膚から吸収され、血管やリンパ管に入り体内を循環します。

3、呼吸を通して肺から体内に吸収される

口から肺、そして肺の組織内の膜から血管に入り、体内を循環します。

4、消化器管を通して体内に吸収される

口から胃や食道、腸などの消化器管、そして消化器管の粘膜から血管に入り体内を循環します。

ただし、口から精油を摂取することはあまりすすめられていないため、主に1・2番の嗅覚や皮膚からの経路が用いられることが多いです。

 

アロマテラピーの癒やしを生み出すメリット

アロマを使うことで体に以下のような効果を期待できます。

  • 不眠症やうつ病に効果がある
  • 自然の香りで心と体がリラックスできる
  • ホルモンバランスを整え、身体の不調を改善する
  • 美肌などの美容効果が期待できる
  • 薬を服用した時のような副作用がなく、身体に害がない

 

アロマテラピーを試して欲しい人

リラックスすることで、自律神経を整えたりとさまざまな効果を期待できます。

不眠症で悩んでいる人

アロマの香りで身体がリラックスすると、自律神経のバランスが整い、眠りに入りやすい状態になります。

体調が悪い人

アロマの香りで身体がリラックスすると、血行やリンパの流れが良くなり、体調が改善されます。

気分が落ち込んでいる人

アロマのリラックス効果で、落ち込んでいる心が和らぎます。

うつ病などの精神的疾患にかかっている人

アロマの香りは心をリラックスさせ、気分を明るくします。

アレルギー体質の人

カモミールやローマンなどのアロマには、抗アレルギー作用に優れた成分が含まれているため、体質改善の効果が期待できます。

 

眠りを誘う代表的なアロマ

不眠症に効果が期待できるアロマ。不眠症は自律神経の交感神経と副交感神経のバランスがとれないことが原因です。

緊張していたり、動いている時は交感神経が優位な状態にあり逆にゆったりとした気分でいる時は副交感神経が優位な状態にあります。

眠れない=寝る時間になっても交感神経が優位な状態になっているということです。

不眠症にアロマが効果的なのは、香りで脳と体がリラックスさせ副交感神経を優位にし、眠りに入りやすくするためです。

眠りを誘う代表的なアロマ

  • ラベンダー

効能:自律神経のバランスを整える、鎮痛、免疫強化
効果的な人:不眠症の人、高血圧の人、頭痛持ちの人

 

  • カモミール

効能:沈静、抗炎症、抗アレルギー
効果的な人:不眠症の人、アレルギー体質の人

 

  • ベルガモット

効能:沈静・高揚、消化促進
効果的な人:不眠症の人、消化器系が弱い人、情緒不安定な人

 

  • ネロリ

効能:沈静・高揚効果、肌の保湿、細胞活性化
効果的な人:消化不良の人、肌のしわやたるみが気になる人

 

  • ゼラニウム

効能:虫よけ効果、利尿効果
効果的な人:野外で活動する人、更年期障害の人

 

寝る前に”サッ”とできる簡単な使い方

ストレスや悩みを抱えている時は、交感神経が優位になっている状態です。身体は疲れていてもなかなか寝つけないことがあります。

そんな時には、アロマオイルをコットンにしみこませたものを枕元に置いておくと、心が落ち着いて眠りに入りやすくなります。

また、就寝1時間前から寝室でアロマを香らせるだけでもリラックス効果があります。

たったこれだけ?と思う人もいると思います。コットンにアロマを染み込ませ枕元に置くだけです。それだけで、リラックスでき、安眠につながります。

ストレスを受けていて眠れない時には、沈静効果の高いラベンダー、柑橘系の香りが気持ちを和らげるオレンジスイートやマンダリンがおすすめです。

 

リラックス以外にも使える便利なアロマ活用術

1、夏の虫よけ対策:ハッカ油スプレー

夏が近づいてくるとキャンプやお祭り、夏フェスなどのアウトドアのイベントが楽しみになってきますね。そんなアウトドアで気になるのは虫さされです。

あまり知られていませんが、ハッカ油はアロマオイルと同じく植物から抽出されたものです。

市販の虫よけ薬をあまり使いたくない人は、ハッカ油を使って虫よけスプレーを作ってみてはいかがですか?

[材料] ・ハッカ油 4~5滴
・水 15ml~
・無水エタノール 5ml~

ハッカ油は濃度が高く匂いも強いので、肌が弱い人は水の量を調節して作ってみてください。

 

2、夏の体臭対策:ハーブでデオドラント

夏場は汗の匂いや体臭が気になります。

デオドラントスプレーを使うこともひとつの解決法ですが、自分の好きなアロマオイルを使って、デオドラントスプレーが簡単に作れます。

[材料] ・ハーブ系のアロマオイル 4~5滴
・水 15ml~
・無水エタノール 2ml~

使用する時はスプレー用の容器に入れて、ワキの下や気になる部分に吹きかけ、ウェットティシュやティシュなどでふき取ります。ローズマリーやペパーミント、レモングラスやラベンダーなどのハーブ系がおすすめです。

アロマオイルと水、無水エタノールさえあれば、普段の生活で手軽に活用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

まとめ

今回は安眠に効果的なアロマをご紹介しましたが、一番大切なことは、自分が好きな香りのアロマオイルを選ぶことです。

いくら自分の症状に効果があるアロマだといっても、不快感を感じるような香りでは、せっかくの効果も半減してしまいます。

ぜひ自分の心と体に合ったアロマを選んでみてください。