バレリアンの睡眠効果と副作用

バレリアン 効果 副作用

古代ギリシャ時代から、神経の高ぶりを抑える天然のくすりとして重宝されているハーブ「バレリアン」。

リラックス効果不眠解消に効果があると、女性向けサプリメントで多く使用されています。

そこでこの記事では、バレリアンの知っておくべきことについてまとめました。

具体的には、

  1. バレリアンの基礎知識
  2. 3つの睡眠効果と副作用
  3. 飲むタイミングと効果時間
  4. おすすめの摂取方法

の順番にご紹介していきます。

分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にどうぞ!

バレリアンの基礎知識

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バレリアンってなに?
  • ヨーロッパ、アジアに生息する多年草
  • 根、茎が鎮静剤として使われる
  • 独特で強烈な匂い
    足の裏のような匂い
  • 2000年以上前から薬草として使われている

バレリアンってどんな植物?

歴史

バレリアンの日本名

  • セイヨウカノコソウ
  • 纈草(けっそう)
  • 吉草(きっそう)

2000年以上前(古代ギリシャ時代)からリラックス効果のある薬草として利用され、中世では修道院の薬草園で盛んに栽培されれいました。

日本では非医薬品に分類されていますが、アメリカでは「一般的に安全と認識される物質 (GRAS) 」に分類されています。

ドイツでは不眠症、精神安定への使用を国が承認しています。

参照:健康食品の素材情報データベース

 

バレリアンの成分

精油、バレポトリエイト、アルカロイド、イリドイド類、コリン、タンニンなど。

ビタミンやミネラルも含まれています。

 

バレリアンのここがすごい!

後ほど解説しますが、バレリアンを摂取すると眠りにつく時間が短縮したという研究結果があります。

眠たくなるために必要な睡眠導入効果が期待できます!

この他にも、睡眠改善につながる効果がありますが、不眠症の人におすすめです。

 

睡眠改善につながるバレミアンの3つの効果

バレリアン 効果 副作用

バレミアンの3つの効果
  1. 不眠改善
  2. 不安を和らげる
  3. 抗ストレス

効果1:不眠改善

1989年にスウェーデンで行われた研究では、睡眠の質に対する自己評価が向上したと報告されています。

さらにバレリアンにはGABAの働きを高める効果があると言われているので、GABAの入眠時間の短縮にも期待できます。

ただし、研究データが少なく、効果は限定的だっと言う意見もあるので、さらなる研究に期待です。

 

効果2:不安を和らげる

GABAの働きが高まるので、神経細胞の働きをコントロールし、不安を和らげてくれます。

 

効果3:避けられないストレスの緩和

2016年の研究で20〜50代の男女12名に対し「吊橋を強制的に渡らせたときのストレスはGABAで緩和されるのか」という実験が行われました。

その結果、日常の避けられないストレスを緩和したと発表されました。

バレリアンを摂取することで、GABAの効果を高めることが不眠、不安、ストレスを軽減できると思われます。

参照:GABA(ギャバ)が「避けられないストレス」を緩和?!

 

その他の効果

睡眠改善の効果の他にも様々な治療に有効と考えられています。

  • 血圧を下げる
  • PMS、生理中の痛みの緩和
  • 更年期障害の改善
  • スキンケア効果
  • 座実神経痛の緩和
  • ADHD、てんかんの予防
  • パーキンソン病の改善
  • 偏頭痛の改善

 

バレリアンの安全性と副作用

バレリアン 効果 副作用

バレリアンの副作用と安全性
  • 短期間の使用は安全
  • 過剰摂取すると頭がぼんやりする
  • 睡眠薬のような即効性はない
  • 妊婦は使用しない

短期間の適量使用は安全

12,000人以上を対象にした研究で28日間までの安全性が報告されており、基本的にくすりとしての量を摂取する場合、ほとんどの人に安全のようです。

小児が使用する場合は、4〜8週間使用する場合は安全である研究結果も出ています。

 

過剰摂取起こる副作用

翌日、頭がぼんやりすることがあったと報告されています。

また適量を摂取した場合でも、まれに頭痛、興奮、不安感、不眠などの副作用を起こすおそれがあります。

 

妊婦、授乳中への安全性

安全性についてはデータが不十分です。胎児への影響もあるので使用は避けてください。

 

医薬品との併用

アルコール

アルコールと共に摂取すると、過度の眠気を引き起こす可能性があります。

 

肝臓で代謝される医薬品

肝臓で代謝される医薬品の代謝を抑制するおそれがあります。

また、その医薬品の作用や副作用が強く現れるおそれがあります。

 

ベンゾジアゼピン系鎮静剤

ベンゾジアゼピン系鎮静薬の投与を行っているときにカノコソウを摂取すると過度の眠気を引き起こすおそれがあります。

 

鎮静薬(中枢神経抑制薬)

鎮静薬の投与を行っているときに摂取すると過度の眠気を引き起こすおそれがあります。

他の医薬品でも組み合わせによって、副作用が発生する可能性もあるので、医療機関で相談してから服用してください。

 

ハーブ、サプリメントとの併用

睡眠の質が上がる成分としてしられているメラトニンですが、併用すると強い眠気、バレリアンの副作用が強く現れる可能性があります。

その他の成分でも、鎮静(睡眠導入)効果をもつものとの併用は注意してください。

 

飲むタイミングと効率よく摂取する方法

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摂取方法とタイミング

寝る2時間前までにレモンバームを配合したサプリメントを飲む

バレリアンを効率よく摂取するにはサプリメントがベスト!

グリシン 効果 副作用

バレリアンを効率よく摂取するには、サプリメントがもっとも簡単に摂取できる方法です。

バレリアンは不眠、ストレスに効果的ですが、「足の裏の匂い」と言われるほど匂いがキツイです。

ハーブティー(ブレンドティー)でもかまいませんが、摂取量がどうしても少なくなってしまいます。

サプリメントなら、匂いが気にならず適量を体内に届けられます。

 

摂取タイミングは寝る2時間前までに!

寝る2時間前までに摂らないと、翌朝まで効果が残ってしまい、だるさの原因になってしまします。

摂取量の目安
  • 睡眠障害の場合
    1日約400〜900mgを就寝2時間前
  • 不安を和らげる場合
    1日3回(1回約120〜200mg)

 

レモンバームと一緒に摂取で効果アップ!

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2007年に行われた、918名の12歳以下の小児にバレリアンとレモンバームを含む合剤を投与した結果、60,5%の小児に効果があったと報告がありました。

ちなみにバレリアンのみを摂取した場合は、その効果ありと決定づけるだけのデータが揃わなかったとのことなので、もしバレリアンを摂取する場合は、ぜひレモンバームを一緒に試してみていただきたいです。

参照:ハーブティーのQOL増進効果

 

まとめ

バレリアン 効果 副作用

バレリアンは、2000年以上も前から不眠治療や睡眠改善に使われてきた天然ハーブです。

香りが独特なので好き嫌いが分かれると思いますが、バレリアンとレモンバームの相性は抜群なので、サプリメントやハーブティーで飲めば効果を感じられるかもしれません。

気になる方はぜひ試してみてくださいね!

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